スタートモード
スタートモードは車両のトルクを制御して、停車状態からの最適な加速をサポートするシステムです。
3警告 |
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このシステムを一般公道で使用すると思わぬ事故につながり、運転者や他の方が死亡または重大な傷害に至る可能性があります。
スタートモードはクローズドコースでのみ使用してください。 |
このシステムはクラッチに大きな負荷がかかります。このシステムを頻繁に使用すると、エンジンの寿命が短くなる可能性があります。
クラッチの点検・交換はHonda 販売店にご相談ください。
スタートモードの設定のしかた
エンジンを始動する。
完全に停車する。
スポーツモードに切り換える。
“START MODE”のメッセージが表示されるまで
セレクトアップスイッチまたは
セレクトダウンスイッチとパッシングライト/LAP スイッチを押し続ける。
以下の場合、背景が灰色の”START MODE”のポップアップ情報表示があらわれ、システムは許可されません。
車両が停止していないとき
トルクコントロールがOFF のとき(T 値が0)
トランスミッションがニュートラルまたは1 速以外のとき
サイドスタンドが出ているとき
スロットルが完全に閉じていないとき
エンジンが冷えているとき
"スタートモード制限エンジン回転数" の設定が "オフ" になっているとき
背景がオレンジ色の“START MODE”のポップアップ情報表示があらわれるまで
セレクトアップスイッチまたは
セレクトダウンスイッチとパッシングライト/LAP スイッチを押し続ける。
スタートモードが使えます。
もう一度
セレクトアップスイッチまたは
セレクトダウンスイッチとパッシングライト/LAP スイッチを押し続けることでスタートモードを解除できます。
トランスミッションを1 速にする。
スロットルを全開にして発進する。
エンジン回転数が "スタートモード制限エンジン回転数" の設定値で制限されます。
同時にポップアップ情報表示の背景がオレンジ色から緑色に変わって全てのシフトインジケーターが点滅します。
クラッチを徐々につないでください。
クラッチをつないだ後、最適なトルクを制御します。
車両が発進したあとは以下の条件でシステムが解除されます。
3 速に達したとき
1速のエンジン回転数がシフトインジケーターの設定値に達したとき
バンク角が20°以上に達したとき
スロットルを戻したとき
アドバイス
クラッチの損傷を防ぐため、スタートモードを繰り返し使用しないでください。もう一度スタートモードを使用するときは3分以上待ってください。 |
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