運転するときの注意
ブレーキ
次の項目に注意してください。
制動力を効果的に得るために前輪ブレーキと後輪ブレーキを同時に使う
不必要な急ブレーキをしない
タイヤをロックさせるなど、車体の安定性を損なうおそれがあります。
コーナリングの際は、コーナーの手前で減速してください。
雨天走行など滑りやすい路面に注意する
タイヤがロックしやすく、制動距離が長くなります。
連続したブレーキ操作をしない
長い坂や急な坂で繰り返しブレーキをかけると、ブレーキの温度が上昇して効きが悪くなるおそれがあります。エンジンブレーキと断続的なブレーキ操作を併用してください。
前輪ABS(アンチロックブレーキシステム)
ABSは、直進制動時の前輪ブレーキのかけすぎによる前輪ロックを制御する装置です。
ABSを正常に機能させるため、必ず前後とも指定のタイヤをお使いください。
後輪にはABSが装備されていません。
制動距離を短くするためのものではない
ABSを装備していない車両と同様に、路面が滑りやすくなるほど長い制動距離が必要になります。
低速(約10 km/h 以下)では普通のブレーキと同じ作動になる
ブレーキ操作時に、右ブレーキレバーに反動が生じることがある
ABSが作動しているときの現象で異状ではありません。反動の強さは状況によって異なります。
雨天または水たまりを走行したとき
路面が滑りやすくなったり、ブレーキの効き具合が変化します。慎重なブレーキ操作を心がけてください。ブレーキの効きが悪いときは、ブレーキを軽く作動させながらしばらく低速で走行して、ブレーキを乾かしてください。
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